2016年12月13日よりシンガポール航空のシンガポール→東京羽田間に最新型の旅客機A350-900が就航しました。今回は早速SQ632便に搭乗しましたので、レポートしたいと思います。この便はシンガポールチャンギ空港8:05発、羽田空港15:35着が定刻となっています。
搭乗時に機体全体を見たかったのですが、搭乗口からは前の部分が少ししか見えませんでした。
早速、機内に入るとシートの大きさにビックリです。シートは1-2-1の配列です。
こちらは一番前、11Kの席です。11列目と19列目は足元が広くなっているのでお勧めです。ただ、どの席も全然狭いということはありませんが、、、もう、ファーストクラスと言っても信じられるくらいの広さがあります。
後ろから見ると壮観です。シートの顔の高さのところにでっぱりがあるので、一つ一つシートのプライバシーが守られります。
手元のコントローラーも最新です。タッチパネルになっていました。映画などを見ていても手元にフライト情報が表示されているので便利です。
登場すると、ウェルカムドリンクが提供されました。まだ朝8時前なので、シャンパンはやめておきました。オレンジジュースを頂きました。
離陸して、ベルト着用サインが消えると機内食が始まります。今回は和食にしました。この便では朝食と軽食(昼食)が提供されるようです。
朝食はお弁当箱に入ってきました。シンガポール航空のビジネスクラスの和食はいつもこのような感じです。ランチやディナーになると、お弁当箱が二重になります。詳しくはこちらをご覧ください。
今回の朝食のメニューを詳しく見ていきます。
口取りは、プレーンオムレツ、カブのサラダ、菊の葉、子持ち昆布でした。
焼き物は、ブリの照り焼き、人参の千切りにクリミ酢ソース、カブの花、菊の葉。
炊き合わせは、豆腐の鶏挽肉詰め、ライスとミックスベジタブル、茼蒿・たんごう(シンガポールの柔らかい大葉春菊)、にんじん、柚子の皮千切りでした。
酢の物は、お漬物各種でした。
そして、ご飯とお味噌汁です。
食事が終わると、眠くなってきました。もちろん、この機体のシートはフルフラットになります。
ただ、フルフラットにするにはシートを前に倒す必要があるんです。一旦、シートから立ち上がって、シートを前に倒さなければなりません。面倒くさいです。この点はANAなどのフルフラットシートに軍配が上がると思います。
ベッドにしました。とても広いです。寝心地も良いです。長時間のフライトではこのシートは最高だと思います。ただ、シンガポールから東京までは6時間半です。フラットにしてウトウトすると、すぐにランチの時間になりました。
メニューにはランチではなく軽食と記載されています。軽食と言っても、ほとんどランチのボリュームです。軽食は「ペンネパスタにチョリソーソーセージとベーコン添え」と「イーフー麺」からの選択になります。
今回は「イーフー麺」を選択しました。鶏肉が結構の量が入っていて、味もばっちりでした。
ランチが終わると、もう和歌山上空くらいでした。そして、定刻通り羽田空港に到着しました。
何と羽田空港では沖止めでした。そのため搭乗時には見ることのできなかったA350の全体像を見ることができました。今回はA350-900に搭乗するために予約していた便を変更したのですが、大満足のフライトとなりました。